税理士試験財務諸表論にサクッと合格

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計算は仮計表を書くべき!


財務諸表論の計算では、問題を解きながら直接解答欄に書くのではなく、仮計表を作ることをオススメします。

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仮計表は絶対便利!

予備校の多くでは計算で仮計表を作るように教えているはずです。仮計表とは問題を解くときに解答欄に直接書くのではなく、一度他の紙に記載してから解答欄に転記するときに使う集計表のことです。財務諸表論の問題はとても多く、解答用紙に書く数字は複数の計算結果の集計値のため、解答用紙に直接書いていると書き間違いをしてしまうため、予備校では仮計表を作ることを薦めています。ただ、講師の中にはアンチ仮計表の人もいます。

アンチ仮計表の理由

アンチ仮計表の人の理由は簡単です。「仮計表の集計に時間がかかる」といことです。たしかに時間はかかります。でも私は仮計表を作る時間は必要時間であると考えています。仮計表を書くことで確実に計算ミスを防ぐことができます。仮計表を書かない解き方も聞きましたが、正直、問題を飛ばしてしまうミスをしてしまうかも、と感じました。それに私は仮計表を書いたからといって時間が足らなかったという事はありませんでした。

計算のスピードアップで時間短縮する方が良い

仮計表の時間は計算スピードのアップで十分作ることができます。スピードアップといっても特別なにかするわけではありません。問題を読んだときに「どういう計算をすれば解答できるのか」という判断スピードを上げればよいだけです。そのためには個別問題を何度も解くのが一番です。計算スピードは個別問題を解いているうちに自然と上がってきます。

仮計表を省略しても短縮できる時間は僅かです。この僅かな時間のために問題を飛ばすリスクを負うのはチョット…と思います。そもそも財務諸表論で合格レベルにある人は解答時間が足りないということは無いはずです。解答時間が足りないということは単なる勉強不足です。たしかに仮計省略で解答時間は僅かでも短縮できますが、これは財務諸表論合格のための根本的な解決ではありません。根本的な問題は勉強不足なのに、それを認めたくないために仮計省略で応急処置しようとしているだけです。

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2015年5月5日

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