財務諸表論の理論はどこまで覚えたらよいか


税理士試験において理論暗記は絶対に避けて通ることはできません。財務諸表論で初めて理論を勉強する人は多いと思いますが、税理士試験に合格するためにはこの財表理論をどこまで覚えたら良いのか判断が付かないと思います。

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財務諸表論の理論は原則として全部、一言一句レベルで覚える!

税理士試験財務諸表論受験生の中には理論を全て覚えずにヤマをはる人がいますが、本当に今年合格したいのであれば絶対に理論のヤマをはってはいけません。財務諸表論の理論は原則として全て覚えます。理想は一言一句です。財務諸表論の理論は一言一句レベルでなくても良いという人もいますが、言い回しひとつで意味が違ってしまうことがあるので一言一句暗記するべきです(その方が無難)。

財務諸表論の理論暗記でヤマをはるのは試験まで時間がない人だけ。

財務諸表論の理論暗記でヤマをはっても良い人は次のような人だけです。

  • 2月以降から簿記論と財務諸表論の2科目の勉強を始めた人。
  • 2月以降から財務諸表論の勉強を始めた人で、勉強できる日が週1日以下の人。
  • 4月以降から財務諸表論の勉強を始めた人。

財務諸表論の理論暗記にはある程度の時間が必要なので本試験まで時間がない人は仕方がありませんが、上記以外の人は努力次第で本試験までに全ての理論を覚えられると思います。

理論を全て覚えていないと何を書いて良いのかわからないことがある!

過去の試験で出題されても理論暗記する」でも書きましたが、「真実性の原則における真実とは」「取得原価主義の論拠」などの個別理論の問題であれば該当箇所の理論さえ覚えていれば解答できますが、最近の出題傾向は複数の理論をミックスしなければ解答できない問題が多く、理論を体系的に理解していないと何を書いたら良いのか全くわからないことがあります。理論を体系的に理解するためには理論を漏れなく覚えなければいけません。特に一般原則や貸借対照表原則、損益計算書原則等の基礎理論は大切です。

理論は全て覚えようと思わないと覚えられない!

税理士試験が難しいと言われる要因のひとつが理論暗記で、多くの受験生がこの理論暗記で躓いています。

理論は覚えようと思わないと覚えられるものではありません。財務諸表論の理論はボリュームが多いことから受験生のためを思って理論の重要度を表示している受験予備校がありますが、私の経験上、出題予想などで理論の重要度を区別してしまうと重要度の低い理論が頭に入ってこないんですよね。重要度が高い理論は模試等でも結構出題されるので必死で覚えますが、そうでない理論(重要度が高くない理論)は理論暗記を怠ってしまうのです。その結果、税理士試験の直前期になっても財務諸表論の理論を体系的に理解できず、理論の応用問題が出題されたときに対応できず意味不明な解答、又は、支離滅裂な解答になって、良くて減点、最悪はゼロ点になってしまうのです。

財務諸表論に限らず税理士試験は「理論は全て覚える!」という強い気持ちで理論暗記しなければ1年合格は期待できません。結果として覚えられなかった理論があったのと、最初から覚えるつもりがなかったのとでは得られる結果は違ってきます。

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