税理士試験財務諸表論にサクッと合格

税理士試験財務諸表論の合格勉強法。おすすめ本、予備校、講座、授業料など

財務諸表論を2月から勉強を始めて合格する方法


財務諸表論は9月から勉強を始めるのが一般的で、実際に財務諸表論受験生の多くが9月から勉強を始めています。このように書くと2月に財務諸表論を受験しようと思った人は今年の税理士試験を諦めて9月から来年の税理士試験の勉強を始めた方が良いのかといえば私は努力次第で2月からでも合格できる可能性が残されていると考えています。

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財務諸表論の2月スタートだと独学は難しい

税理士試験の財務諸表論は大原やTACなどの受験予備校の講座を受講せずに独学でも合格する人がいますが、それは9月から勉強を始めた場合です。それに例え9月から始めたとしても税理士試験の独学合格はとても難しいです。まして2月から勉強を始めるのであれば独学では8月の税理士試験までに財務諸表論の学習範囲の全てを覚えるのはほぼ不可能です。2月から財表の勉強を始める人は大原やTACなどの受験予備校の講座に申込みましょう。

1月スタートクラスのDVD等の講座を受講する

受験予備校によっては財務諸表論の2月3月スタートクラスを開講しているところがありますが、あまりオススメできません。税理士試験の財務諸表論は上位15%の人が合格する相対評価試験なので、8月の財務諸表論の試験日までに1月以前から勉強を始めた人を追い越さなければ合格できません。

そこで私なら財務諸表論を2月から勉強を始めようと思ったら、受験予備校の1月スタートクラスに申込みします。教室講座であっても経過している授業はDVDやWEBで補講を受けられるので大丈夫です。1月スタート生に追いつく時期などの勉強ペース(カリキュラム)は講師に相談すれば教えてくれます。

財務諸表論の2月からの受験は大変だと心得る!

当然ですが2月から財務諸表論を受験するのは本当に大変です。本来11ヶ月で勉強するものを6ヶ月間で勉強するのですから当然ですが、思った以上に大変ですよ。学生や受験専念などで、ある程度勉強時間を確保できる人でなければ授業についていく事すら難しいと思います。生半可な気持ちで勉強を始めると本試験まで気持ちが持たないので、気を引き締めてしっかりと勉強しましょう。

必ずカリキュラム(受験計画)を守る

財務諸表論の短期合格で一番大切なのはカリキュラムを守ることです。どのような受験計画なのかは受験予備校の講師に相談するとして、その講師が決めたカリキュラムを絶対に守って計画的に勉強しましょう。ただでさえハイペースで勉強するので、一度カリキュラムから遅れると致命傷になる恐れがあります。

財務諸表論の理論の勉強

税理士試験の財務諸表論受験生が一番苦労するのが理論暗記です。よく受験生の間で「財務諸表論の理論は暗記と理解のどちらを先にするべきか」ということが話題になりますが、2月スタートの人はそんなことを気にしている余裕はありません。授業中に指示された理論を次の講義までに覚えるだけで精一杯だと思うので、四の五の言わずひたすら理論を暗記します。理論理解とか言っている余裕はないと思いますよ。それに理論は暗記を続けていくうちに次第に理解できるようになるので大丈夫。理論の総合問題の解説などを読んでいくうちに理解できるようになります。

財務諸表論の計算の勉強

財務諸表論の計算の勉強順序は予備校のカリキュラム通りにすれば間違いありません。

短期合格を目指す人の中に基礎項目の理解が不十分な人がよくいるので気を付けてください。受験期間が短いため各項目について十分な理解ができないまま次々に新しい項目を勉強するため、基礎知識が身につかず、その結果として応用項目の理解もできなくなってしまいます。こうなると財務諸表論には合格できません。

財務諸表論の合格で一番大切なのは基礎項目の理解です。誰もが間違えない項目をいかに間違えないかが財表合格のポイントで、これを押さえる一番効果的なのが個別問題集の反復練習です。財務諸表論受験生の中には総合問題を重視して個別問題をしない人がいますが、これは大きな間違いです。総合問題をよく見るとわかると思いますが、総合問題って結局は個別問題の集合体なんですよね。つまり個別問題が解けなければ総合問題を解くことはできません。受験期間が短いので個別問題を飛ばしてしまいたくなるのはわかりますが、それでは総合問題の得点が伸びないので、短期合格を目指すなら必ず個別問題でしっかり基礎知識を固めましょう。

財務諸表論の模擬試験は最低でも教材を購入する

財務諸表論の模擬試験は4月下旬から5月中旬に実施されますが、2月から財務諸表論の勉強を始めた人は勉強ペースによっては模擬試験シーズンまでに模擬試験を受験できるレベルまで達していないことがあるので、模擬試験シーズンになったら担当講師に模擬試験を受験した方が良いか相談してみましょう。模擬試験の出題範囲まで勉強していないのに受験しても全く意味がないですからね。私なら模擬試験を受験する時間があるなら個別問題の復習をします。

もし模擬試験を受験しない場合でも教材は購入して、受験できるところまで勉強が進んでから解きましょう。

模擬試験の教材には成績や各問の正答率などが記載された資料が添付されていて、問題を解くことで自分の順位や改善点を把握することができるため2月スタートの人も買うことをオススメします。

今年の財表の試験で不合格になっても来年の受験で必ず役立つ!

財務諸表論は9月から勉強を始めるのが一般的で、それを2月から始めて合格するのは本当に難しく、相当の努力が必要です。もし今年の財務諸表論の試験に合格できなくても努力が無駄になるわけではなく、来年以降の受験で必ず役立ちます。一年でも早く税理士試験に合格したいのであれば2月からでもチャレンジする価値はあります。

おすすめ 税理士試験受験予備校 一覧

大原簿記

オススメ度:★★★★★

実績:◎

費用:約20万円

フォロー体制:◎

資料請求無料。体験DVDの無料送付、WEBで無料体験講座も受講できます。
税理士講座【資格の大原】

また、大原簿記には集中資格取得コースがあります。大原簿記のプライドをかけた講座ということもあって高い合格率を維持しています。

TAC

オススメ度:★★★★★

実績:◎

費用:約20万円

フォロー体制:◎

資料請求無料。WEBで無料体験講座も受講できます。
TACの税理士講座はこちらから

LEC

オススメ度:★★★

実績:○

費用:約14万円

フォロー体制:◎

大原やTACに比べて講座費用が安い。受講生は多くないですが、授業内容自体には全く問題ありません。WEBで無料体験講座が多く開講しているので一度視聴してみて下さい。
東京リーガルマインド

ネットスクール

オススメ度:★★★

実績:○

費用:約14万円

フォロー体制:○

最近人気が上がってきたWeb講座専門の受験予備校です。ネット専門なので大原TACに比べると講座費用が安くなっています。ラストスパート模試などは特に人気があります。ネットスクールWEBショップ

クレアール

オススメ度:★★

実績:○

費用:約11万円

フォロー体制:○

とにかく安い!!受験費用が原因で独学を考えている人にオススメ。独学で受験するならクレアールに申し込んだ方が良いです。授業内容自体には全く問題ありません。資料請求無料。
クレアール

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2015年5月6日

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