国税庁HPに2016年度(平成28年度)第66回税理士試験の受験者数の速報値が公表されています。
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2016年度税理士試験 財務諸表論の受験者数
15,958人(前年16,967人)
この受験者数は税理士試験に申込みをした人の人数で、実際に受験した人の人数ではありません。「財務諸表論の合格率」でまとめていますが、過去の実受験者数の推移をみるとこの数年はずっと減少傾向にあります。第55回の実受験者数は22,220人なのに対して前年の65回は12,202人と約1万人も減少しています。今年の受験申込者数を見ると実受験者数は前年よりもさらに減少すると思われます。税理士試験は上位10%が合格する相対評価試験なので受験者数の増減は合否に大きな影響はありませんが、これだけ受験者数が減るのはよほど税理士試験が難しいのか、それとも税理士業界について将来性を感じられなくなったのか…。原因は何でしょうかね。