税理士試験財務諸表論の理論問題を解く順番ですが、理論を解答するとき前から順番に解いていませんか?財表理論は解く順番のポイントがあります。
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財務諸表論の理論解答順序のポイント
財務諸表論の理論問題の解答順序は次の通りです。
- 規定の穴埋め
- 問題の全体像を見る。
- わかる理論から解く。
- 全然わからないところは最後に解く
財表理論解答順序①まずは規定の穴埋めなどを解く。
財務諸表論の理論問題では規定の穴埋め問題が出題されることがあります。財務諸表論の規定の穴埋めは知っているか知らないかだけなので、既定の穴埋め出題されたら必ず最初に解きましょう。後回しにすると忘れてしまう事があります。
規定穴埋め解答時間は3分以内です。
財表理論解答順序②理論問題の全体像を見る。
財務諸表論の理論問題を解答する前に、問題の全体像を確認します。理論問題は大きく2題あることが多いですが、各題毎に問題内容に流れというものがあって、これを把握しないで解答すると前の解答と同じことを書いてしまったり、全然見当外れな解答になってしまったりする恐れがあります。そうならないように、財務諸表論の理論問題を解く時はまず設問を読んで問題の流れを掴むようにします。
この時間は各問題、約2分です。2分で問題の全体像をチェックしましょう。
財表理論解答順序③わかる理論から解く。
財務諸表論の理論問題の全体像を把握したら、次は問題を解いていきますが、ここでのポイントは理論問題は前から順番に解くのではなくて、わかる理論問題・すぐに書ける理論問題から解くことです。
考えなければ解答できないような理論は、わかる理論問題・すぐに書ける理論問題を書いた後に解きます。
財表理論解答順序④全然わからないところは最後に解く
財務諸表論の理論問題の中には何回読んでも全くわからないことがあります。そういった問題はとりあえず無視して、計算問題を解いた後に解答します。
財務諸表論の理論の解答用紙を白紙にしない!
いくら難しくてわからない理論問題であっても、絶対に解答用紙を白紙にしてはいけません。下手な鉄砲も数撃てば当たる!!です。白紙なら0点、当たれば部分点が拾えます。税理士試験は1点で合否が分かれることがあるので、解答用紙はできる限り書くように普段から練習しておきましょう。
理論の部分点狙いには一般原則や貸借対照表原則、損益計算書原則等のどの理論にも共通して書けそうなことを交えて書く方が部分点がもらえる確率が上がります。後は「国際的調和化」などのよく使われるキーワードですかね。
下手な鉄砲も…ですが、ある程度の確率は狙って解答しましょう。