模擬試験で基礎項目をケアレスミスで間違えたとき、しっかりとなぜ間違えたのか考えていますか?ケアレスミスと思っていることが実は大きなミスである、ということがあるのです。
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ケアレスミスは繰り返す
予備校で試験後の答え合わせをして基本項目を電卓ミスなどで間違えた場合、「ケアレスミスだった」「ケアレスミスだから大丈夫」と安易に判断していませんか?
ケアレスミスは直さないと絶対に繰り返します!
ケアレスミスをするということは、何か原因があるのです。
「見直しをしていない」
「得点しなくてもよい難しい問題に時間をかけている」
「字が汚くメモを読み間違えることが多い」など
ケアレスミスは絶対になくさなければなりません。ケアレスミスをした場合、どこに原因があったのかを分析しましょう。時間は足りていたか、読みにくかった文字はなかったか、問題を何回もめくり直したことはなかったか、など。
ケアレスミスが多い人の例
ケアレスミスが多い人は次のような人です。
①電卓を早く叩くのに必死
電卓は速さより正確性です。受験生の中には、電卓を速く叩くことに「かっこ良さ」を見出している人がいますが、あれは自己満足です。速いことよりも100回叩いて100回同じ計算結果が出る方がカッコイイです。
②速く解くことに必死
①と重複しますが、受験生の中には、「いかに速く解けたか」ということを競っている人がいますが、これも自己満足です。試験で問題を解くスピードに配点はありません。試験時間が10分余ったからといって10点くれるわけではありません。速いことは良いことですが、間違いがあっては意味がありません。
③難しい問題を解くのに必死で時間不足になる
解答に3分かかる問題を解くために時間を使ってしまい、10秒で解ける問題をケアレスミスする人がいます。問題によっては、誰も正答できないようなものが出題されていることがあります。こういった問題は誰も解くことができないので間違えても問題ありません。時間不足になる原因ですので、無理に解こうしないようにしましょう。
④字が汚い人
字はきれいに書く必要はありませんが丁寧に書くことをオススメします。書いた本人が読めないものは採点者はもっと読めません。答えがあっているのに採点者が読めずに「×」ということになる恐れがあります。
⑤自意識過剰な人
基礎項目を必死に勉強するのは格好悪いと思っている人がいます。基礎項目を勉強するのが格好悪いのではなく、基礎項目を間違える人が格好悪いのです。