9月から財務諸表論の勉強を始めた人のお正月の勉強法
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お正月は年内学習項目を徹底復習
財務諸表論は基礎項目が一番大切です。特に年内で学ぶ基礎項目の理解が不十分だと年明け以降で学ぶ項目の理解度に差が出ます。受験生の中には年内に学ぶ基礎項目を軽視する人がいますが、これは間違いです。財務諸表論は基礎項目が理解できなければ合格できません。
お正月休みの理論勉強
理論は一般原則や貸借対照表原則、損益計算書原則などはお正月休みの間に一言一句レベルまで暗記しましょう。簿財のみ受験など勉強時間に余裕がある人は内容も理解できるように理論テキストなどを何度も読み込みしましょう。年内に学んだ理論を中途半端に覚えていると年明け以降で覚え直さないといけないので、応用理論を学ぶ3月以降で苦労します。また2月以降は模擬試験も増えるので年内に学んだ理論を暗記する時間が少なくなります。
私はお正月の間に一般原則などの理論を完全暗記したおかげで年明け以降に基礎理論を覚えなおす時間は極僅かで済みました。一度完全暗記できた理論は5分も勉強すれば覚えなおせます。
お正月休みの計算勉強
計算は教材の問題集や模擬試験などを何度も何度も解き直しましょう。間違えたところや判断に迷ったところは必ずテキストでチェックします。何度も計算問題を解く事で解答パターンを頭と体に染み込ませることができます。年内に実施された模擬試験は満点が当然です。この時期のテストで減点されていたら5月以降で成績がグンと落ちます(基礎項目の理解が不十分という証拠)。なお、注記も忘れないように覚えましょう。
社会人はこの時期を逃すとGWまで長期休暇が無い
社会人はお正月休みを逃すとゴールデンウィークまで長期休暇はありません。GWから勉強を頑張っても状況によっては手遅れです。お正月休みくらい仕事の疲れを癒したい…という気持ちもわかりますが、お正月休みの頑張り次第で年明け以降の成績が変わるので本気で今年合格したいのなら気を引き締めて勉強して下さい。特に税理士事務所勤務の人は2月以降の確定申告3月決算シーズンの受験勉強は鬼です。毎年、この時期に勉強できず諦める人が出ます。
まだ勉強を始めていない人
税理士試験の受験生の多くが9月から勉強を始めています。努力次第で年明けからでも間に合いますが、勉強は一日でも早く始める方が絶対に良いです。1月開講クラスを受講する場合であっても、受験予備校によっては講座に申込みすれば事前にテキスト等を貰えるところがありますので、お正月休みの間に少しでも勉強をスタートさせた方が良いと思います。受験予備校選びに悩んでいる人は、特にこだわりが無いのであれば大原かTACにするべきです。私なら大原かTACにします。
税理士試験で実績がある受験予備校
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