税理士試験財務諸表論にサクッと合格

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一言一句の理論暗記が良い点


財務諸表論の理論を自分の言葉に置き換えて覚える人もいますが、私は予備校の文章を一言一句覚える方が良いと考えています。その理由を説明します。

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自分の言葉だと言い回しの間違いやキーワードの抜け等がある

財務諸表論受験生の多くが理論は一言一句覚えているため、受験生が書く解答は大体同じような言い回しになります。これが嫌という人もいますが、私は皆と同じ解答になる方が良いと考えています。あえて自分の言葉に言い換えるのも良いですが、言い換えて良い事はあまりありません。予備校講師に聞くと自分の言葉で書く人の中にはキーワードが足りない、意味がわからない事があると言っていました。必要がない文言と思っていても意外に必要なものがあります。

なお、受験予備校では財務諸表論受験生が書きやすいように毎年理論を改編しています。改編に際しては誤字脱字が無いように慎重に文章を作成しています。理論の文章は予備校のメンツにかけて作成しているので余程の事がない限り減点にはなりません。

同じ解答だと字が汚くても伝わる

予備校講師から聞きましたが、丸暗記の理論は解答の文字が汚くても「多分こういう事だろう」とスラスラ~っと読むことができるけど、自分の言葉で書かれた解答は合っているかどうかジックリ読まないとわからない、と言っていました。ジックリ読むという事はアラが見つかる恐れがあるという事です。財表受験生は毎年1万人以上います。つまり解答用紙が1万枚以上あるという事です。これを合格発表までの間に全て採点しなければいけません。1枚あたりにかける時間はあまりありません。文章を読み出しが同じだと「あぁ合ってる」と思ってスラスラ~っと採点してもらえる…かも(これは完全な私の憶測)。

理論を暗記していると解答スピードが早い

理論を暗記していると覚えた文章をただ書けば良いだけなので解答時間を短縮できます。文字制限などがある問題の場合、丸暗記の人は大体同じところを抜き出して書くので差が出難いのに対して、自分の言葉で覚えた人はキーワードが書ききれないなど言葉足らずになることがあります。

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2015年5月5日

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