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財務諸表論について

税理士試験は「A判定=合格までもう少し」ではない

2014年12月3日


税理士試験は不合格であった場合に点数に応じてABCDの判定がされます。税理士試験は60点で合格です。50-59点がA判定、40-49点がB判定、30-39点がC判定、それ以下がD判定です。受験生の中には「A判定=合格までもう少し」と考えている人がいますが、実際はそうではありません。

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真面目に勉強すれば合格ラインに入れる

税理士試験、特に財務諸表論については大原やTAC等の受験予備校で真面目に勉強すれば合格ライン(模試上位30%以内)に入る事ができます。この合格ラインに入ることができないという人は単に勉強不足以外の何物でもありません。何が不足しているのかは人それぞれでしょうが、基本的には勉強時間が足りていないと思います。私も受験生の時に多くの人と友達になりましたが、真面目に勉強している人で合格ラインに入れていなかった人はゼロです。合格ラインに入れなかった人は、授業をさぼったり、復習をしていなかったり、と根本的に税理士試験に合格するための要件を満たしていない人ばかりです。財表の勉強を始めた初期は成績が伸び悩む人が多いと思いますが、真面目にコツコツ苦手項目を克服すれば5月頃には合格ラインに入れます。

合格ライン上なら相当なミスが無い限りA判定

大原やTACなどの受験予備校の模試で継続して合格ラインに入っている人であれば余程の事が無い限りA判定未満になる事はありません。私の経験では、「ケアレスミスが多かった場合」「出題者の意図の読み違い」などで「あぁこれはダメだな…」と思った年でもA判定でした。一度だけB判定だった事がありますが、これは複数科目受験で予備校の模試でも合格ラインに一度も入れず、記念受験のような気持ちで挑んだ年です。

A判定と合格の差は大きい

税理士試験受験生の中にはA判定ということを自慢のように語る人がいますが、A判定は全く自慢になりません。税理士試験は上位10%が合格する相対評価試験です。合格者は上位10~20%で固定ですが、A判定は何人いても問題ありません。もしかすると不合格者全員がA判定かもしれません。つまり上位50%の成績でもA判定となる可能性もあるのです。A判定という事に喜んで気持ちに緩みが出たら絶対に合格できません。A判定といことは合格点を取れなかったその他大勢の1人に過ぎず、もう少しで合格という意味ではありません。

実際に私の受験友達も多くがA判定でしたが、A判定だからといって翌年合格できたかといえば必ずしもそうではなくて、3年連続A判定という人も結構います。

私が考える判定の判断基準

A判定 : 今後の努力次第で来年合格する可能性がある。
B判定 : このままだと来年合格は無理。
C判定 : このままだと来年合格は絶対無理。
D判定 : 解答用紙に受験番号書き忘れてない?

税理士試験は合格ラインに多くの受験生が密集します。その中で合格か不合格かを分けるものがあります。私の経験上、それは基礎項目のケアレスミスです。財務諸表論は難しい問題を解けなくても合格できる試験です。誰もが解答できる基礎項目をいかに間違えずに解答できるかが合否を分けます。ケアレスミス防止法は当サイトでも詳しく書いていますので是非参考にして下さい。

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