税理士試験の受験予備校では毎月1回以上の模擬試験(定例試験など)があります。原則として、申込みをした形態(教室講座、DVD講座、Web講座など)で模擬試験も受講することになりますが、できる限り教室で受験するべきです。
これは私の経験からです。
私も税理士試験を受験予備校の教室講座で勉強していましたが、模擬試験を教室で受講している人と、自宅で受験している人では合格率が違うからです。
これは当時仲良くなった講師からも言われていましたが、模擬試験を自宅で受験するようになったら合格から遠のくと思うべきです。
模擬試験を自宅で受験する理由は様々ですが、やはり本試験のように他の受験生が同じ問題を解いている中で勉強する方が試験慣れしますし、なにより甘えが出にくくなります。
どうしても自宅受験の場合は「試験範囲まで勉強できるまで…」「制限時間をオーバーして…」などの甘えが出てしまいます。
自分はそうじゃない!と言う人は良いのですが、やっぱり模擬試験とはいえ点数が悪いとショックですからね。気持ちは分かります。
だからこそ、教室で定められた日程で模擬試験を解くように義務付けることで、半ば強制的に勉強できるのです。
ほとんどの受験予備校では振替受講をやっていますし、模擬試験は土日も対応していると思います。
私の経験でも、模擬試験を教室で受け続けた年と自宅に持ち帰ってしまった年では本試験前の点数が大きく違いましたしね。
模擬試験の点数が悪いと採点してくれる講師に対して恥ずかしい思いをしますが、仕方がありません。勉強できなかったんですからね。
「点数が悪い=勉強不足、勉強方法に問題がある」ということを教えてくれているのですから、そういったことも含めて模擬試験を受ける意味があるはずです。
点数が悪くても所詮は模擬試験!次は見返すことができるように勉強すればいいだけです。