税理士試験財務諸表論にサクッと合格

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財表の勉強について

電卓操作で大切な事

2015年9月21日


税理士試験において電卓は合否を分ける大切なポイントです。では一体何が合否を分けるポイントなのかというと、それは正確性です。

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電卓は速さよりも正確性!

電卓を早く打ちたい人」でも書いているとおり、税理士試験は1分1秒を争う試験ですが、電卓操作で大切なのは速さよりも正確性です。受験生によっては電卓の早打ちのための練習をする人がいますが、私は税理士試験において電卓の速さで合否を分けるという事はないと考えています。よっぽど遅かったら別ですが、普通の速度であれば合否に影響はありせん。

では、どのレベルが普通の速度なのかというと、「受験勉強の過程で身に付くレベル」です。税理士試験では電卓は必須で、受験勉強をしていると電卓を触らない日はなくて、毎日電卓を使っているうちに自然と電卓の速度が上がっていきます。実際に私の周りでも、最初の頃は電卓を1本指で操作していた人も、本試験前には電卓を見ずに正確に操作できるようになっています。特別な練習をしたわけではなく、受験勉強の過程で自然と身についていくものなのです。

電卓の早打ちを練習するくらいなら、理論や計算式を1つでも多く覚える方が合格できます。そもそも財務諸表論は電卓の早打ちをしなくても合格レベルになれば試験時間は十分余ります。私は財表の模擬試験はいつも30分くらい時間が余っていましたし、これは私だけではなく、合格した受験友達が皆が同じでした。税法科目はこの余った時間で理論を書くので、時間が余るという事は少なかったですが、簿財は合格レベルになれば試験時間が余ります。

つまり、試験時間が足りなくなってしまう原因は電卓の速さが原因なのではなくて、勉強不足が原因なのです。勉強不足が原因なのに、電卓操作の練習をして意味があると思いますか?全く効果がないとは言いませんが、根本的な原因を改善するための対策とは言えません。

税理士試験を初めて受験する人は、既習者の電卓速度に驚くかもしれませんが、初学者も真面目に勉強していれば本試験前には合格レベルの電卓速度になります。特別な練習は必要ありません。電卓において大切なのは速度よりも正確性で、電卓を打ち間違えたら絶対に合格できません。早打ちで2回電卓を打つよりも、しっかりと1回で間違いなく電卓を叩けるようになるべきです。

電卓の早打ちは見せかけの優等生

電卓をバンバン叩いている人って頭が良さそうに見えますからね。ただ、そういう人の全てが成績が良いかというと実際は…なことも多いですよ。これは税理士試験を勉強していくとわかると思います。

電卓操作で大切なのは速さよりも正確性です。

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